2023年9月に行われたヨーロッパ獣医内科学会で
ポスター発表をしました

2023年9月ヨーロッパ獣医内科学会
2023年9月ヨーロッパ獣医内科学会
2023年9月ヨーロッパ獣医内科学会

2023年9月に行われたヨーロッパ獣医内科学会でポスター発表をしました。発表内容は犬の僧帽弁閉鎖不全症における心臓および腎臓バイオマーカーの予後予測の解析です。以前から当院では犬の僧帽弁閉鎖不全症の予後予測を解析してまいりました。今回一定の見解を得ることができたので、スペインで開催されたヨーロッパで最大の学会で発表してまいりました。会場ではドイツ、イギリス、スペイン、ベルギーなどの先生から質問を受け、交流しました。質問内容は細かい測定方法から治療方法など様々でした。嬉しかったのがすべての先生方から発表した内容を支持する声でした。

海外での学会発表の機会は発信するという場であるだけでなく、海外の獣医師との重要な交流の場でもあります。

私の発表した内容が少しでもワンちゃんおよびその飼い主さんたちの有益な情報になればと思っています。

 

羽島動物病院 岩佐直樹

2023年9月ヨーロッパ獣医内科学会
2023年9月ヨーロッパ獣医内科学会

発表内容

  • Q:画像検査、循環血中バイオマーカーの項目の中でどれが僧帽弁閉鎖不全症の予後予測に有用なのか?
  • A:NT-proBNP、ANP、シスタチンCは犬の僧帽弁閉鎖不全症における1年予後因子に有用であった。

学会発表

  • Naoki Iwasa, Rie Kumazawa, Mamu Shimizu, Tatsuo Iwasa, Mayuka Hara, Kawabe Mifumi, Munetaka Iwata, Watanabe kazuhiro, Yui Kobatake, Satoshi Takashima, Naohito Nishii. The prognostic value of circulating cardiac and renal biomarkers in dogs with myxomatous mitral valve disease. ECVIM-CA(ヨーロッパ獣医内科学会). 2023年9月. Spain Barcelona. Poster presentation.

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