羽島動物病院院長の岩佐直樹です。今年はじめての猫ちゃんの骨盤骨折の整復術を行いました。原因は交通事故でした。
レントゲン検査の所見から右腸骨骨折、両側の仙腸関節脱臼を認めました。
手術前のレントゲン検査
腸骨骨折に対して1.5mmのロッキングプレートで整復し、仙腸関節脱臼はラグスクリュー法で整復しました。
手術後のレントゲン検査
猫の骨盤骨折は手術しななくても自力歩行が可能な場合があります。しかし、骨盤骨折のまま放置すると、将来において排便障害、歩行障害を合併し、日常生活に支障をきたすことがあります。
骨盤骨折でお悩みでしたら、岐阜県の羽島動物病院までご連絡ください。